
鏡に写った私は 爽やかな黄緑(きみどり)に彩(いろど)られ つやつやの肌に見とれながら 近くのカフェに立ち寄った おしゃれで かつ静かなこの空間 ティーの香りだけが広がってく 一口 一口 また一口 舌が喜ぶこの感覚が好き 一口 一口 また一口 その度に時間はゆっくり過ぎてく 「お隣座ってもいいですか?」 そう言って静かに腰かけたのは 紫にかっこよく染まった君 運命とはまさにこのことか 一目惚れもいいところだよ しばらく時が止まったこの空間 勇気だして 頬赤らめながら言った 「よかったら一緒に飲みませんか?」 一口 一口 また一口 少し熱がる君の猫舌が好き 一口 一口 また一口 その度に距離はゆっくり縮まってく 飲み終わり 店を出て ウブなお知り合いの君と 連絡先交換して別れた 帰り道に鏡を見たら 少しばかり 赤く見えた

