【Intro】 【Verse 1】 価値という言葉を掲げながら その輪郭には踏み込まない 概念だけを撫で回し 理解を名乗る 偶然に落ちた富を 必然へと書き換えて 因果を自らの名で 静かに固定する 【Pre-Chorus 1】 定義も持たずに断言し 確かめもせずに確信する 内側のない理屈が 威厳だけを纏う 【Chorus 1】 仮象プラシーボ 記号で膨らむ自尊 成分なき優越を 真理と取り違える 触れたこともない深みに 到達した顔をする 効いているのは思考ではない 貼られた名札だ 【Verse 2】 価格を尺度と履き違え 評価を自我と混同する 他者の目盛りに合わせて 呼吸を整える 語るのは中身ではなく 付随する肩書き 認識そのものではなく 通じているという体裁 【Pre-Chorus 2】 偶発を実力へ置き換え 環境を才能へ転化する 承認の反響によって 自己像を増幅する 【Chorus 2】 仮象プラシーボ 空洞の王冠 根拠なき確信を 誇示と呼ぶな 舌は成熟せず 言葉だけが肥えていく 効いているのは真理ではない 刷り込まれた光だ 【Guitar Solo】 【Bridge】 触れたこともない深部を 所有したかのように振る舞う 味わう前に頷いて 名札にだけ微笑む 選んだのは中身ではない 貼り付けられた印だ 舌は沈黙したまま 拍手にだけ反応する 【Final Chorus】 剥がせ その飾りを 消せ その称号を 残るものがあるなら それを示せ 重みを知らぬまま 正しさを語るその姿 それでも効いている 仮象プラシーボ



