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09マンガどころじゃない ~副部長はモデル!?~

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V6

【Aメロ】 放課後 新しくできた マンガ研究会の部室 ガチャ ドアを開けて 一歩入る 「あれ……?」 「失礼しましたー」 一度ドアを閉める ……いや ドアの表示 『マンガ研究会』 合ってる。 もう一度 ドアを開ける 「あれ?」 「部長、どーしたんですか?」 後ろから 後輩ギャルの声 「いや…… ここ、マンガ研究会だよな?」 「そうですよ」 「じゃあ…… なんで?」 僕の目の前には おしゃれな椅子 ローテーブル クッション 大きな鏡 ファッション雑誌 コスメ ギャル部屋(べや)みたいな収納 そして―― 見慣れた あの部屋の景色。 「これ…… いつもの君の部屋じゃん」 「似てるでしょ?」 「似てるどころじゃない……」 完全に いつもの部屋の縮小版。 「学校から支給されたのって 椅子と机と棚だけだよな?」 「そうですよ」 「じゃあ、これ何?」 「副部長が揃えてくれたんですよ」 「ええ……」 【Bメロ】 そう、この部の副部長 いつもの君には 学校じゃ別の顔がある 校内じゃ有名な美人で カリスマギャル おまけに 芸能事務所所属 ファッション誌のモデル あの「二週間来なかった理由」も このお仕事だった なのに本人は 「そんな大したことじゃないよ」 いや 大したことだろ!! 【サビ】 「新しくできたマンガ研究会って知ってる?」 「ああ、あのギャルがいっぱい集まってるところ?」 「モデルの子がいるんでしょ?」 「ファッション研究会じゃないの?」 「違うよ、マンガ研究会」 「え? なんで?」 廊下ですれ違う声 校内じゃすっかり 「ギャル研究会」 「おいおい、違うって!」 必死に訂正する僕の横で 「お、今日もギャル研のマネージャーお疲れ!」 「……誰がマネージャーだ!」 【Aメロ2】 「よいしょ……」 悔しいから 家から大切な漫画を 大量にダンボールで持ち込んだ 「よし、これで 部室らしくなるぞ」 ところが 部屋を見る おしゃれな家具 クッション 鏡 ファッション雑誌 コスメ ギャルたち そして―― 漫画。 「…………」 置く場所が ない。 【B'メロ】 「マンガ研究会なのに……」 「え? 漫画ここに置けばいいじゃん」 「そこ、君の雑誌置いてあるじゃん……」 「じゃあ上に置けば?」 「…………」 またしても 敗北。 【ラスサビ】 ずっと僕の部屋で 漫画を読んでいた君 僕の知らない 学校での君は 有名なモデルで カリスマギャル だけど本人は 相変わらず ケロッとした顔で笑ってる あーーもう! どんなに校内で 勘違いされても どんなに肩書を 間違えられても 目の前の君は いつもの君 今日もやっぱり マンガどころじゃない!