
[VERSE0] 地図にない尾根を ふたりでなぞる 名前を呼ばない距離のまま (それでよかった) 風だけが 間に入っていた [Verse1] 五月の稜線 つつじがほどけて 踏み跡のない道 選んでしまう (戻れるのに 戻らない) あなたは何も 聞いてこないで ただ同じ速さで 歩いてくる (それが 少し怖い) [Chorus] 「ここでは 軽くなれる」 背負ってきたものを 下ろすみたいに 名前も役割も 置いてきて ただの体温で 並んでる (近い)(でも触れない) 越えてはいけない線を 稜線みたいに 歩いてる [Bridge] 一歩外せば 落ちると分かってる だから まっすぐ前だけ見てる 「このままでいい」 誰のものでもない時間 雲の切れ間に 白い光 (終わりがあるから 綺麗だった) [Repeat Chorus] 「ここでは 軽くなれる」 息が合うたび 少しだけ揺れる 触れないことで 保たれてる 危うい均衡の上で (わかってる)(越えない) それでも確かに 何かを分け合っている [Outro] 下りの道で 少し距離ができた 同じ山にいたはずなのに (もう戻っている) 風だけが 同じだった [Final Chorus] 「ここでは 軽くなれた」 それ以上は 要らなかった 越えなかった線のことを きっと忘れないと思う (触れないまま)(終わった) それでも確かに ふたりで あの尾根にいた [Final Outro] つつじは また来年も咲く 同じ場所で 同じように (何もなかった顔で) 稜線だけが 覚えている

