
透過したまま 刺さる陽射し 白に滲む 影のかたち 無傷のはずの心臓が 笑う声で 擦り切れていく ガラスの水面 揺らせば 底に沈む 名もない痛み 指先で触れた瞬間 ひびは星になった 焦がして 照らして 逆光の花 咲き乱れて 触れれば 刃 それでも 奪えない輪郭 落とした 誇りを拾い 灯火に変える この声が 価値を描き直す ⸻ 透けた羽根は 風に脆く 優しさごと 裂けてしまう 色を失くした瞳でも まだ世界は 騒がしい 針の雨に打たれても 沈まない夢がある 零れた自分の影を 抱きしめて離さない 焦がして 照らして 逆光の花 咲き乱れて 触れれば 刃 それでも 選びたい輪郭 砕けた 価値を集め 冠に変える この声で 世界を塗り替える ⸻ 硝子越しの呼吸 ひとひらのノイズが 私を呼び戻す ──あの淡い透明を ⸻ 焦がして 照らして 逆光の花 咲き乱れて 触れれば 刃 それでも 手放せない輪郭 奪われた 夜を裂き 証に変えて この声が 価値を描き直す

