
『灰の下の灯火』 Still alive Under the ash 小さな灯りが 息をしている 愛なんていらないと あなたは目を伏せた その声の奥で かすかに雨が鳴った 誰かの手を避けるように 指先を閉じて 何も望まないふりで 遠くを見ていた 冷たくなったんじゃない 消えてしまったんじゃない 燃え尽きないように 灰をかぶせただけ 灰の下の灯火 Still alive, under the ash 愛を捨てたんじゃない 名前を隠しただけ 思い出せなくていい まだ咲けなくていい 傷の奥で眠る種が いつか花を覚えるまで 帰らない約束を いくつも数えて 嘘になった声を 胸にしまった 差し出した手は 風だけをつかんで 守った名前ほど 遠くへ消えた 泣きたい夜ほど 誰も来なくて 優しさの形で 傷が増えていった それでもあなたは 愛を諦めたんじゃない ただ灯った灯りを 深く隠しただけ 灰の下の灯火 Your love is not gone 痛みの底でまだ 小さく揺れている 信じられなくていい すぐに笑わなくていい その胸に残る熱を 私は急がせない 傘を忘れたなら この傘の端を空けておく 傷が疼く夜は 笑わないままでいい あなたに降り積もる灰を 少しでも遠ざけられる そんな場所に なれたなら Don’t be afraid To love again その言葉さえ 今はまだ言わない ただそばにいる ただ燻る火を見る あなたがあなたを 責めないように 灰の下の灯火 Still alive, under the ash 消えたふりをしても あなたの奥で息をしてる 愛を捨てたんじゃない 終わりを選んだんじゃない 守りたかっただけ 壊れないように いつか小さな芽が 涙の土を割って 大輪の花を その胸に咲かせるなら Bloom again When the time comes その時あなたはきっと 本当の愛を思い出す 灰の下の灯火 まだ消えていない この静かな闇で あなたを照らしている

