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硝煙のコンパス

朝焼け褪せる 荒野の果て 女は独り 影を引く 彼が置いた 六連の熱 腰のホルスター まだ消えない すぐに戻ると 笑った声が 名前のない風に ほどけてる 砂塵に消えた 男の誓い 六連だけが 知ってる未来 女は迷いを 撃ち抜きながら 硝煙の中 彼の匂い 帰る場所など ないと知っても 腰の六連は 西を向く 一筋の煙 地平を指す それが女の コンパスになる 砕けた月を 背にして走る 赤い光が 夜を裂く 誰かの祈り 風がさらえば 六連の熱が 胸を叩く 夕日に伸びる 一つの影 振り向くたびに 風が笑う 還すべきもの この手に抱いて 女は今日も 西へ向かう 砂塵に消えた 男の誓い 六連だけが 知ってる未来 女は宿命を 撃ち抜きながら 硝煙の中 彼を探す 夜が地平を 塗りつぶしても 腰の六連は 西を向く 口笛一つ 風にほどけて それが女の コンパスになる