[第1節] また眠れないまま カーテンの隙間越しに どこか知らない場所で 誰かの笑い声がした スマホの明かりだけが 疲れた顔を照らして 読みかけの夢をそっと 指先で閉じてみた [合唱] それでも朝がくる 望んでも 望まなくても 腫れた目をこすったら 少しだけ 息がしやすくなる それでも朝がくる 終わらない夜のあとにも 言えなかった「大丈夫」を 胸の奥で そっと抱いた [第2節] 返せなかった言葉が 喉の奥につかえたまま あの日の自分のことを 今もまだ責めてしまう 冷めきったコーヒーの テーブルに残る輪じみが 消えない傷あとに どこか似ている気がした [合唱] それでも朝がくる 約束も 嘘も連れたまま ほどけそうな気持ちさえ 全部まとめて 照らしてくれる それでも朝がくる うつむいた心の上に 洗いたてのシャツみたいな 小さな風を 置いていく [第3節] 思い出すたびにまた 胸の奥がきゅっとして あの日の自分のことを まだ許せずにいたけれど 窓をそっと開けたら 少し冷たい朝の匂い 深呼吸をひとつしたら 心が少し軽くなった [ブリッジ] 強くならなくていい 弱いままでも歩けるよ 今日という日を今日のまま 最後まで抱きしめていこう [合唱] それでも朝がくる 望んでも 望まなくても 腫れた目をこすったら 少しだけ 笑えそうな気がした それでも朝がくる 終わらない夜のあとにも 言えなかった「さよなら」が 胸の奥で そっとほどけていく