ゆうなぎ、うでにやらかにふれて 残り火がしずかにきえるような うすぐらいひぐれだから みんな、家路をいそぐ 待つ人のこえがきこえるのか 急ぐこころ、足をはやめてる 雑踏がわすれたような道の ちいさなしげみの心残りの ひとむれのゆく道 くさむらのなかからきこえるもの りりり、すずむしよ 泣いて、そんなに泣いて、 なきはらしてもまだなくのか 呼べば、こたえてくれるのか だれか、だれかなんて、いうなよ ここできいてるよ 夕闇はかくしてくれる気がしてて、 わずかに安心が肩をだいている 薄明かりの夜なんて怖くないだろ ひとり、家まであるく あの人のメッセージなんてないから 心の中はふさいでいるのか 意味もなく、脈をしめつけてる 君はわすれたろうか、それよりも ちいさな想いすらないだろうか くさむらの奥へとすいこまれてく ららら、すずむしよ まだ、おまえのように 愛してほしいとなけるだろうか さけべば、あいしてくれるのか だれか、じゃなくて、あなたがいい りりり、すずむしよ 泣いて、泣きながら叫んでいる 愛してほしいとないている 呼べば、こたえてくれるのか きみよ、きみよなんて、いうなよ 呼んだらきてくれるのか 泣いている


