豪華なティアラも ガラスの靴も 今はクローゼットの奥で眠ってる 魔法が解けたあとの この静かな部屋が 本当の私を そっと抱きしめるの ​ 急いで階段を 駆け下りる必要はないわ 時計の針が 明日を指しても 消えないものが ここにはあるから ​ 煌めくドレスより 質素で飾り気の無いこの服が 今の私には 心地良いの 幸せは 誰かに与えられるものじゃなく 自分の手で ゆっくり育てていくもの 月明かりに照らされた 名も無きセレナーデ ​ 完璧な王子様を 探す旅はやめたの 不器用な自分を 許せたあの日から 世界は少しだけ 優しくなったみたい 温かいミルク 湯気の向こう側 ​ 運命に翻弄される ヒロインはもうおしまい 物語の続きは 私の筆で書くわ 涙は 明日を潤す 雨になるから ​ 魔法の杖がなくても 奇跡は起こせるの 窓辺に咲く 一輪の花のように 愛されることより まず自分を愛せたなら 夜の闇も ただの静かな味方になる 星空に溶けていく 私だけのセレナーデ ​ 午前零時を過ぎても 私は私のまま おやすみなさい… 愛おしい 今日という日に ​