
消えた階層
点灯しないボタン 触れてはいけない秘密 誰も押さない階層 存在しない空間 深夜のビルで 残業終えた帰り道 疲れた指が 間違えて押した禁忌のボタン 2つの数字の間 浮かび上がる影の階 ドアが閉まる瞬間 彼女は消えていった 翌朝届いた 行方不明の通報 防犯カメラに 映る最後の姿 エレベーターに乗り 消えた会社員 私が向かう ビルの暗い真相へ 存在しない階で 何が起きているの? 現実と虚構の境界線で 彼女は囚われている 建築図にない空間に 迷い込んだ魂たちよ この手で必ず 救い出す 真実の扉 開くまで 白い廊下を歩く 終わりの見えない道 誰かの足音 でも姿は見えない 同じ扉が並ぶ 無限に続く迷宮 「ここから出して」 声にならない叫び ビルの管理人 震える声で語る 「過去に何人も 同じように消えた」 見つけ出した 隠蔽された記録 封印された階の 恐ろしい秘密 忘れられた階で 彼女は彷徨ってる 記憶と恐怖が混ざり合う 迫りゆく 真相へ 消された過去の犠牲者 証拠として浮かび上がる 「助けて」と響く 魂の声 封印は もう解かれる 気づいたんだ ビルの構造 特定の時間 特定の条件 疲労した者だけが 辿り着く 隠された階への 罠の扉 「君を必ず 連れ戻す」 覚悟を決めて 鋼鉄の箱へ 禁じられた階へ 私が踏み込んだ 恐怖の正体を 暴くために 同じボタンを 押す決意 受け入れる覚悟を持って 彼女を救う 使命を胸に 解き放つ真実 二人で この迷宮 抜け出すんだ 白い廊下の奥 倒れている彼女に手を伸ばし 強く引き寄せた 温もりを感じて 目を開ければ いつものロビーに 二人は戻った 現実の世界へ 握りしめた手には 確かな温もり 生きた証 刻まれ

