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雨と太陽

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V4.5-ALL

[intro] (verse1) 山あいの駅に 霧が降りて バスは一日に 二本だけ 酒を黙って煽る親父と 寡黙なお袋 土仕事で汚れた妹と 無口な俺 (pre-chorus1) トタンを叩く雨音 あの日はずっと雨だった 祝福にしては重すぎる湿気が 俺に煙草の火をつけさせた 背中の曲がった 親父が 祝い酒だと酒をあおり  「幸せになれよ」 それだけ言った (Chorus1) あいつの日は一日中雨だった 俺がひとりに戻った日には 眩暈がするほど 太陽がぎらついて 背中を焼き焦がして 汗が流れるのに 骨の髄まで冷えていた 幸せはいつも 不恰好な形をしてる (Verse2) 蝉の声さえ 遠く聞こえて 空は青いのに 息が白かった 錆びたスパナ握りしめ 必死に生きている 笑ってみても 風が抜ける まるで心が 空き家みたいに 俺は安酒場で 自分を洗い流す 独りという 重たい鎖が足元で カチカチと音を立てている (pre-chorus2) 山道沿いの 古い茶屋 妹から届いた 写真を見る 赤ん坊抱いて 笑う姿に 少し救われ 少し痛んだ 人生なんてさ  そんなもんさ 晴れでも雨でも 急に変わのさ (Chorus2) あいつの日は一日中雨だった 俺がひとりに戻った日には 眩暈がするほど 太陽がぎらついて 背中を焼き焦がして 汗が流れるのに 骨の髄まで冷えていた 幸せはいつも 不恰好な形をしてる (Bridge) 祈るようなガラじゃないが 空を見上げることはある 恵みの雨も 命を奪う日差しも ただそこに在るだけの景色だ (Chorus3) あいつの日は一日中雨だった 俺がひとりに戻った日には 眩暈がするほど 太陽がぎらついて 背中を焼き焦がして 汗が流れるのに 骨の髄まで冷えていた 幸せはいつも 不恰好な形をしてる (Verse3) 妹が嫁いだ あの日の雨を 今では少し 好きになった 涙を隠すにゃ ちょうどよくて 誰も黙って 空を見てた (pre-chorus3) だけど俺が 離婚した日は 太陽ばかりが 眩しくて みんな優しく してくれるほど ひとりぼっちが 沁みていた (Chorus4) あいつの日は一日中雨だった 俺がひとりに戻った日は 眩暈がするほどの酷暑だった 太陽は背中を焼き焦がすのに 骨の髄まで冷え切っていた 幸せはいつも不恰好な形をしてる [Outro] 山奥の町に 夜が降りる 川の音だけ 聞こえてる 俺もそのうち 誰かみたいに 昔話で 笑えるだろうか 凍えた指でハンドルを握る 次の峠を越えたら また新しい風が吹くだろう