Relationさんが8月1日の「花火」の日に向けて、7月第1週から2週くらに楽曲の募集をはじめるそうですよ。本当に始まるかはRelationさんの気分しだい...ふふふ🥸 https://suno.com/@relation 今のうちから、構想をねっておくのもよし、ノリと勢いで参加するのもよし、それぞれのスタイルで「花火」を表現してみょう! さて、この曲はそのRelationさん花火企画の予告のプロモーションという、よくわからない位置づけのインスト曲です。が、もう曲はオマケですので、「花火」をどう表現するか、参考までにざっと私の思考のフロー、その例を書いておきます。今回も長いよ~もはや読み物が主だよ~誤字脱字はチェックしてないよ~🥸 --- 思考フロー 1️⃣花火から連想する言葉を列挙する、連想ゲーム 夏、祭り、恋人、親子、幼子、むぎ茶、アイス、虫、蚊、蚊取り線香、瀬戸物のぶたさん、煤、バケツ、消化栓 2️⃣惹かれる言葉をピックアップ 親子、幼子、蚊取り線香、瀬戸物のぶたさん 3️⃣連想する舞台や状況を作ります。 祖母、祖父の家、縁側と庭 花火大会、神社の夏祭りの後、手持ち花火で遊ぶ。 4️⃣何を表現するか?ここが、1番頭を使うでしょう。 ポジティブな側面とネガティブな側面の両方を考えますが、実はここまでくる途中でほぼイメージが固まってますので、それを忘れる事が出来るか?これが難しい。おそらく何度考えても、途中で固まったイメージに引っ張られると思います。それが、今のあなたの発想の限界点です。何度か訓練していると、少しつづ飛躍出来るようになりますが、それでも固定化されたイメージを塗り替えるのは非常に難しい。でも、やらないと変化はしない。 純粋な愛、献身、慈しみ 犠牲、忘れられる存在、儚さ 5️⃣バックストーリー作成 1から4を使って簡単な物語を書きます。たいては書いている内に話は変わってしまいます。それで良いと思います。無意識の選択で必ず決めた事に引っ張られれますからね。雰囲気だけが残りますよ。あと、時代背景も含めた方が良いと思います。文化的な基盤を意識する感じです。 実際に作ってみた例です。 --- バックストーリー 文明開化と騒がしい街から逃げ出すように、私は妻と幼い娘を連れて、実家へ向かった。ちょうど実家の近くの神社で夏祭りもあり、小さいながらも花火大会も合わせて催されてたいたはずだ。私は幼い頃に母に連れられた記憶を頼りに、買ったばかりの車を飛ばす。 実家のドアを開けると、母が迎えてくれた。まぁ、私よりも孫の来訪が嬉しかったようではあるが。さっそく母に祭りのことを尋ねると、明日の夜にあると言うことで、私の記憶力もまだまだ衰えていない事に安堵した。 祭りの当日、娘はかわいい浴衣を着せてもらい、にっこり顔。幼くとも女である。その笑顔の為ならお父さんは24時間戦えますよと、しあわせを噛み締める。都会では聞かれなくなった虫の声が、そんな私を笑っているようだ。笑いたいなら笑えばいいさ。お前たちに娘の可愛さはわかるまい。 神社の祭り、田舎にしては盛大で、地元民で賑わっていた。娘はすでに歩くのには飽きたようで、私の腕に抱かれ、キョロキョロしながらも、行きたい方向を指差す。私はお姫様の仰せの通りに進んでゆく召使いだ。かつて父に抱かれながら通った道を楽しみながら。地元に残っている旧友に娘を自慢しつつ祭りを楽しむ。何やら妻の呆れ顔がチラリと見えた気がするが、娘に嫉妬とは大人気ない妻だ。 夜空に上がる花火、娘はその音に少しびっくりしたようだが、夜空に咲く花に目をキラキラさせていた。初めて見る訳でもないが、やはり新鮮なのだろう。今は幼子の世界の狭さがすこし羨ましい。私には少し見飽きた光景だが、田舎の祭りは、あぁ、これぞ日本の夏という懐かしい感じはする。娘に花火があがったら「たまや〜辛子明太子〜」と言うんだよと教えてあげようかな。 そんな夏祭り、賑やかなうちに私達は母の家へと戻り少し遅い夕飯だ。おいおい、母よ、あなたの孫はそんなに沢山食えないぞ。娘はさっそくつまみ食い。私がした時は鬼のように叱っていた母も、孫には菩薩のまま。代わりに妻が般若になりつつあるが、母の手前、非常に奇妙な顔になっていた。まぁ、そんな妻も可愛らしいが。そんな事を思いながら、チラリと仏壇を見ると、いつもの白ご飯だけだったので、漬物を足しておいてあげた。後で孫が齧った残りをお供えしてくれるだろう。 食事の後は、遠くの祭り囃子を聴きながら、庭で手持ち花火の時間だ。母は押し入れから、瀬戸物のぶたさんを引っ張り出し、蚊取り線香を投げ込んでくれた。田舎の蚊はでかいからな。ちなみに、このぶたさん、私が割った後の2代目だが今でも健在のようで安心した。母は大事に扱っているのだろう、まぁ掃除嫌いの母の事なので煤まみれだが。そう思いながら、縁側に鎮座し、黙々と煙を吐き出すぶたさんから哀愁を感じていると... 手持ち花火に夢中だった娘が唐突に叫ぶ 「ぶたさん!」 長い間、押し入れで眠っていた「ぶたさん」、やっと出番が来たが、娘は明日になれば忘れてるだろうな。煤だらけのぶたさんを娘から遠ざけながら、私は帰るまでにこいつを洗ってあげようと思った。 --- 5️⃣バックストーリーから歌詞を作る。 バックストーリーの何にフォーカスするか?その部分を抜き出して、歌詞にするのですが、それによってメインで表現する事が決まってきます。このバックストーリーは、全体的にはボジティブに傾けて書いてますが、後半はネガティブ要素を間接的に入れてあります。 男視点で書いてますので、これを祖母の視点、妻の視点、娘の視点と様々な視点で見るのです。登場しない祖父の視点でも、物でも良いと思います。 ぶたさん視点で見ると、ぶたはさんは愛嬌ある顔つきで、蚊取り線香と共に煤だらけになりながら、幼子を害虫から守ってます。しかし、夏が過ぎると押し入れにしまわれて暗闇の中で大半の時を過ごし、忘れられます。おそらく祖母も孫が来なければ使ってないのでしょう。孫をみて、思い出して取り出した、祖母にとってはもう無くても良い道具です。これにフォーカスすれば、花火というテーマの中で、ダークな世界も表現できます。そのまま、ぶたさんでもよし、煤から花火職人の話しへと変えてもいい。裏方を描く事で、綺羅びやかな世界の裏にある、煤汚れた人達を描けます。 私はこんな感じで考える事が多いですね。バックストーリーそのままも多いですが、バックストーリーを再度書き直す事も多いです。結果、全く別のテーマになる事も多々あります。今回は「花火」という縛りがあるので、何処かで花火を使う必要はあるでしょう。しかし、何も花火そのものの歌で無くても良いと思います。花火を通して、見えてくる物語。どの視点でその物語を語るか、それによって様々な事が表現できると思います。 このバックストーリー、もし気に入ったなら、そのまま使って歌詞にしてみても良いですし、物語をアレンジしても良いですよ。同じバックストーリーでも、歌詞にするときに必ずあなたの個性が出ますからね。 ChatGPTなどで歌詞を作る時も、バックストーリーを与えて、「このバックストーリーの続き、20年後、主人公は当時3歳児の娘だった。その当時の主人公がみた夜空の花火と、成長した主人公が自分の子供と見た花火、主人公の心情の変化を歌詞としてまとめる。歌詞はVerse-Chorus構造で、間にPre-Chorusによる感情表現を含む、3スタンザの歌詞を作って下さい。全体的に大正ロマンの要素を強調しながらも、主人公の女性の自立心を微かに暗示させる事。Verse部では頭韻による前進感を演出。Chorus部ではABAC韻による浮遊感を伴うリズムの流れ演出をする。」 まぁ、こんな感じで指示を出せば個性は出せますからね。気に入らない所を修正しつつ仕上げれば良いと思います。 では、皆さんの「花火」を聴かせてもらえる日を楽しみに待ちます🥸 あーえっと、色々と書きましたが、大事なのは何かを作ろうとする行為だと私は思います。極端な話、花火〜と歌ってるだけでそれは「花火」の歌です。さらに言うと、あなたが花火をイメージした時点で全て花火の音楽になります。それが他人に伝わるのかは音楽に必要な要素と言うよりも、共感性に必要な要素だと思います。さて、ここまで!これ以上、書くとわたしにそのつもりは無くとも、一般的な言葉のイメージからネガティブ要素が強まりますからね😂 ちなみに私は既にこれとは別の物語を曲にしてスタンバイ済✨