
夜がほどけて、あたらしい朝 [Verse 1] 机の隅の小さな灯り 冷めたカップに夜が残る 閉じた画面の青い光が 頬のあたりで揺れている 片づけきれない言葉たちは 小さな泡になって浮かんでる 指で触れたら消えそうで そのまま そっと眺めてる [Pre-Chorus] 窓の向こうは静かすぎて 時計の音だけ近くなる 昨日と今日のあいだには まだ名前のない時間がある [Chorus] 遠回りしてきた夜も ここに置いておこう うまく言えなかったことも 消さなくていいから カーテンの隙間から 少しだけ光が差す 夜がほどけて あたらしい朝がはじまる [Verse 2] 床に置いた本を戻して 丸めた紙をひとつひらく 書いたことさえ忘れてた 短い言葉に手が止まる 誰かと笑った日のことも ひとりで帰った夜のことも 思い出すつもりじゃないのに 静かな部屋では よく聞こえる [Pre-Chorus] 何かが変わったわけじゃない 答えを見つけたわけでもない それでも息を吐いたとき 少しだけ肩が軽くなる [Chorus] 遠回りしてきた夜も ここに置いておこう うまく言えなかったことも 消さなくていいから カーテンの隙間から 少しだけ光が差す 夜がほどけて あたらしい朝がはじまる [Bridge] もう要らないものをしまって まだ好きなものを残した たったそれだけのことなのに 部屋の真ん中に 小さな余白ができた そこに座って 少しだけ笑った 遠くで朝の音がする [Final Chorus] 遠回りしてきた夜も ここに置いておこう うまく言えなかったことも 消さなくていいから カーテンの隙間から やわらかな光が差す 夜がほどけて あたらしい朝がはじまる 忘れたふりをしたことも 今日はそのままでいい 拾い直した小さなものを ポケットにしまって まだ知らない今日の中へ 少しだけ歩いていく 夜がほどけて あたらしい朝がはじまる [Outro] 電源をひとつ落として カップを流しへ運ぶ 窓を少しだけ開けたら 冷たい風が入ってくる それだけでいい朝だった

