
暖簾くぐれば静寂の中、光るカウンター 桜チップの香りで始まる晩餐 前菜はユッケ — 黒毛和牛のしずく 卵黄ひとつで金のサインを書く 塩タン厚切り、低温の舞 焼きすぎ厳禁、秒で仕留めたい シャンパンの泡が口で跳ねる 炭の音がリズム、夜が揺れる 銀座の夜は肉で語る トングよりも静かなバイブスで焼く 香りで酔わせる、派手じゃなくcool 予約の列が示すこのルール ヒレ芯、サーロイン、ミスジのライン 部位の名前がまるで詩のように咲く 山葵と塩で tasteは極め タレは一滴、流儀で攻め キムチは白、甘みのバランス 口直しのナムルもアートのダンス 〆は冷麺、柚子香る風 静かに終わる 贅のリフレイン 銀座の夜は肉で語る 炭火の奥で心を焼く 香りで酔わせる、派手じゃなくcool 予約の列が示すこのルール (Outro) 暖簾を出たら 街が鏡 余韻が残る唇の紅 一度きりの皿に宿る この瞬間が luxury の証

