[Intro] [low vocal register] Yo… 巻き戻すテープ 中学のグラウンド 砂ぼこりの午後 あのマラソン [チョップ・エコー] 「練習は…嘘をつかない…ない…」 [Verse 1] 一年目 舐めてた ジャージぶらさげたまんま 放課後ゲーセン直行 シューズはロッカーのまま 当日いきなり本番 アップもそこそこスタート 序盤だけヒーロー気取りで すぐにゼーゼー 心臓ショートカット 前から見る景色 すぐに後ろへスローモーション 抜かれまくって背中の数だけ 自尊心が削れた表情 「ビリから何番目?」 配られた紙 にじむ数字 笑ってごまかす帰り道 心ん中は「マジで悔し過ぎ」 走り切れずに歩いたカーブ 砂に刺さるスパイクの音 追い抜いてくクラスメイトの背中 やけにでかく見えた午後 布団の中で反芻する あの放送の冷たい順位 誰も責めちゃいないのに 一番責めてたのは自分自身 [Chorus] [whispered vocals] 練習は嘘つかねぇ [ピッチダウン] 嘘つかねぇ…つかねぇ… 地道な一歩 一歩 全部バレる当日 歩いたぶんだけ 悔しさ刻む心拍数 練習は嘘つかねぇ [シャウト] 逃げた日々 全部見てんだ あの順位票の端っこの数字が 「本気出せ」って ずっと呼んでた [Verse 2] 二年目の春 あの紙切れ まだ机の奥 黄ばんだ隅っこ ビリに近い番号 胸ぐら掴んでくる 「来年こそ」って言ったくせに 夏はダラダラしてた けど冬の風が頬刺した瞬間 やっと腹ん中決まった 大会一週間前 誰も見ちゃいない公園 ジャージの裾結び直して 一人でスタートラインに宣言 ペース乱す心臓と相談 街灯の下で周回 吐く息 白く線を引くたび 昨日の自分を通過 ただの一キロが やけに長かった初日 時計見て絶望しても 次の日にはまた靴ひもキツく結び 膝ガクガクでも 「ここから二本先の電柱まで」って約束 小さなゴール重ねるごとに ちょっとだけ胸張れる感触 [Chorus] 練習は嘘つかねぇ [チョップ] 練…習…は… 嘘…つ…か…ねぇ… 誰も知らない汗の数だけ 昨日より遠くまで行ける 練習は嘘つかねぇ [コール&レスポンス] 「ほんと?」—「ほんと。」 歩きたくなるカーブの度に 一週間前の自分が背中押す [Bridge] 当日の朝 靴ひも二重に結んだ指が震えてた スタートラインで深呼吸 昨日の公園 頭をよぎってた 「歩かない」それだけ握って 号砲が空を割く 背中にまとわりつく不安を 呼吸と一緒に吐く 最初の坂 去年は歩いた場所 今年は歯食