
恋子のサハラ砂漠 ― Devil Alien Love Song ― fn heart() -> Result<Love, Hell> { Ok(Love::Eternal) } 恋子のサハラ 月は錆びた銀 砂丘の向こうから 宇宙人物が来る 六本の指には 黒い星の指輪 赤い目を細めて 悪魔の恋を歌う while koiko.is_alive(): alien.sing("愛してる") desert.temperature += 666 ああ 恋子 君の名前は 禁じられた変数 代入した瞬間に 宇宙の法則が壊れてゆく const love = @import("hell"); var soul: ?*Devil = null; サハラの夜風が プログラムを砂に書く LOVE = PAIN PAIN = FOREVER FOREVER != GOODBYE 宇宙人物は笑った 「私の星には 涙がない」 恋子は静かに答えた 「それなら私の涙を半分あげる」 fn kiss(mut heart: Heart): heart.temperature = 9999 heart.memory = "Koiko" 唇が触れた瞬間 千個の太陽がクラッシュした 銀河のサーバーは炎上し 天使のバックアップは消失した package Hell api; fn BurnLove(x: Soul*) -> Never { return forever; } 燃えろ 燃えろ 恋子の心臓 サハラの砂を 真紅の海に変えろ 歌え 歌え 宇宙人物よ 愛とは天国ではなく 二人で選ぶ地獄だと main = love Koiko Alien |> betray Devil |> forgive |> eternal しかし恋子の影は 夜明けとともに薄くなる 宇宙人物は初めて知った 涙とは 失う前に流れるもの let goodbye = (name) => { print("さよなら、" ++ name); }; けれど恋子は言った 「さよならを実行しないで」 「その命令だけはコメントアウトして」 // goodbye("恋子"); loop { alien.love(&koiko); } 悪魔は怒り 空を二つに引き裂いた 量子の雷が砂漠を走り 未来と過去が同時に燃えた operation MeasureLove() : Result { use heart = Qubit(); H(heart); return M(heart); } 観測するたび 恋子は生きていて 観測するたび 恋子は消えていた 宇宙人物は叫ぶ 「神よ、これはバグなのか」 悪魔は笑う 「違う」 「それが恋という仕様だ」 def soul : 𝔹 = superposition(false, true); 恋子のサハラ 砂は星へ舞い上がる 二人の足跡は 銀河の果てまで続いてゆく 天国には届かない 地獄にも帰れない ただ二人だけの 未完成の宇宙を走る exported func EternalLove( alien &Alien, koiko &Koiko ) infer-ret { alien.heart = koiko.name; koiko.heart = alien.star; } ああ 恋子 君は悪魔より美しく 宇宙より残酷で プログラムより正しい 愛している 愛している たとえ世界がコンパイルを拒んでも ERROR: LOVE CANNOT BE DELETED WARNING: SOUL OVERFLOW STATUS: RUNNING FOREVER 恋子のサハラ砂漠で 宇宙人物は今日も歌う 悪魔の声で 天使の言葉を 「君を愛したことだけが この宇宙で唯一 バグではなかった」

