
くるりかぐら かん ひとつ打てば 火が灯る ふたつ打てば 影が踊る みっつ響けば さあ 誰になる ねえ ちゃんと見ててね ひいふうみいよ 鈴が鳴る 笛がひと声 夜が立つ 白塗り 紅差し 紐結び 本音ひとつは 袖の中 笑えと言われりゃ 笑いましょ 泣いたらみんなが 振り返る それなら上手に 隠しましょ 見つかる前に 舞い上がれ 右 左 くるりと回り いい子のふりして はいどうぞ だけど 中では 誰が笑う 誰が泣いてる くるり くるり 夜を回せ けらり けらり 笑っちゃえ 赤でも 白でも 狐でも 鬼でも どれが私か 当ててみてよ くるり くるり 声を放て 低く 高く 喉を鳴らせ 嘘も 本音も ひとつ残らず 全部私だ さあ踊れ! まだまだ これから 見つけて 見つけるな! あは 鬼になったら 怒っていいか おかめになったら 笑えばいいか 泣いたら負けと 誰が決めた 黙れば綺麗と 誰が決めた 一枚 二枚 三枚 四枚 剥がして 重ねて また剥がす その下にいる 私はだあれ あなたがつけた 名前はどれ 手を打って 足鳴らして 太鼓の中へ 飛び込めば 隠した声が 競り合って 我が先だと 食いしばる ひとつにしろと 言うのなら そんな言葉は 蹴飛ばせよ! くるり くるり 夜を回せ けらり けらり もっと笑え 月でも 炎でも 狐火でも 構わない どれもこの胸で 生きている くるり くるり 声を放て 甘く 鋭く 天まで飛ばせ 弱さも 怒りも ひとつ残らず 全部私だ さあ踊れ! そいや! そいや! 手を叩け そいや! そいや! 足鳴らせ 笑って 黙って 泣いて 叫べ! 静まれ 何もかも 外したあとに 空っぽになると 思ってた だけど 泣いた私も 笑う私も 隠した私も 叫んだ私も ずっと ここにいた さあ 本当の 神楽を始めよう くるり くるり 夜を回せ けらり けらり 笑っちゃえ 声を重ねて 空まで昇れ どれが私か 決めさせない! 鬼の私も 無邪気な私も 泣いてる私も 全部ここへ 連れてこい! くるり くるり すべて放て 泣いて 笑って 喉を焦がせ 綺麗も 醜いも ひとつ残らず どれも私だ 忘れるな! これが 私だあああ! そいや! そいや! 次は あなたの番

