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レーヨンのブラウス-b

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V6-WILD

銀座線を降りて 交差点をひとつ渡る ビルの谷間に 午後の陽が残ってる 喫茶店の窓際 煙草の煙越しに FMのピアノが 遠く流れていた レーヨンのブラウス 肌にすべるたび 遠い街の名前を 思い出している 駅までの道には 白い花が咲いて 知らない人にも 夏の匂いがする あなたはいつでも 何も言わないまま 振り向くことだけ 上手だった レーヨンのブラウス 風にふくらんで ひとり歩く午後を 少しだけ軽くする ショーウィンドウには 去年の靴が並び 街は何も知らず 静かに動いている もしもまたどこかで あなたに会えたなら あの日の続きを 話さなくてもいい レーヨンのブラウス あなたを待たないで 明日の朝の街を ひとり歩いてゆく