[Intro] 夕立のあと 濡れたアスファルト ぬるい風がシャツの中を抜ける 消えかけの跡 指でなぞって まだ夏のせいにしていたい [Hook] 熱がまだ残ってる 冷めたはずなのに残ってる 首筋に触れた風くらいじゃ たぶん消えないな どうでもいいって笑ってる そのくせ何度も振り返る 治さなくてもいい気がして 今日もこのままでいる [Verse 1] コンビニの氷 溶けて薄くなる 君の声も少し遠くなる 信号待ち 焼けた白線 サンダルの裏に貼りつく夏 窓を開けたら入道雲 昨日より高く見えた 君ならもう向こう側で 新しい景色を見てそうだ 汗で張りつく前髪 鬱陶しいのに直さない 全部ちゃんと整えたら 何か終わってしまいそうで [Pre-Hook] 冷たい水を飲み干しても 胸の奥だけぬるいまま 季節が先に進んでも あたしはまだここにいる [Hook] 熱がまだ残ってる 冷めたはずなのに残ってる 首筋に触れた風くらいじゃ たぶん消えないな どうでもいいって笑ってる そのくせ何度も振り返る 治さなくてもいい気がして 今日もこのままでいる [Verse 2] 爪の先に残った跡 気にしなきゃ見えない程度 でも一度見つけてしまえば そこばっかり気になってる 知らない街 知らない道 どこまで行っても同じ温度 忘れるため遠くへ行くほど 君を連れてきてしまう エアコンの風が冷たすぎて 少しだけ窓を開けた 涼しくなりたいはずなのに 夏を逃がしたくなかった 写真フォルダ 流れる夜 消すほどでもない数秒 傷じゃなくて跡なら 残っててもいいでしょ [Bridge] いつかこの熱も 名前を失くして ただの夏だったって 笑える日が来る その時まで 無理に冷まさなくていい 光って見えるのは たぶん熱を持ってるから [Final Hook] 熱がまだ残ってる 昨日より少し軽くなってる 夜風に触れたこの肌が やっと気持ちいいな どうでもいいとは言わないよ 大事だったから残ってる 消えないものを消すよりも 連れて歩けばいい [Outro] 夕立のあと 乾くアスファルト 街灯の下 小さな水たまり 揺れた光を踏まないように 夏の続きを歩いていく



