
やさしいノイズ
[Intro, rainy, dissonant, fragile, abstract] (* the city forgets its own language *) ぽつ ぽつ 窓のうらで ノイズが咲く コンビニの白が 夜をうすく 削ってる ララ ラ リエ 意味のない母音だけ ポケットの奥で まだ熱を持っていた [Verse, wet, synthetic, lonely] 信号機の青が ずっと間違って見える だれも怒らない だれも直さない 雨粒のコード 少しだけ濁った和音 きみの声は 古いテレビの砂嵐みたい 「 」 知らないことば なのに なぜか 懐かしい (* hope is a typo inside the rain *) [Pre-Chorus, unstable, floating, minimal] レイン レイン 名前を失くしたメロディ フェイク フェイク それでも息をしてる ララ リエ ルウ 発音できない祈り エラー音みたいに 空へ滲んでいく [Chorus, dissonant, luminous, emotional] きっと 壊れたままでいい ずれた声のままでいい 雨の奥で ノイズの奥で 知らない誰かが 笑っている きっと 意味なんてあとから 字幕みたいにつく ぼくらは 読めない歌詞のまま 明日をうたう [Verse, urban, dreamy, recursive] 改札の風 透明な魚みたい 季節だけが 正確すぎて怖い アスファルトに落ちた ネオンの残像 踏むたび 違う色になる ララ ラ リエ 欠けた周波数 忘れたはずの 未来に似ていた (* no translation, only breathing *) [Bridge, ambient, collapsing, hopeful] ノイズ ノイズ 胸のなかで雪になる ノイズ ノイズ 静かすぎる朝になる 不協和音のまま 抱きしめられたら それだけで 少し救われる [Final Chorus, expansive, rainy, unresolved] きっと 壊れたままでいい 濁った光のままでいい だれも知らない ことばの雨が 街の輪郭を やさしく消した きっと 希望って名前じゃ 呼ばれないもの ぼくらは 翻訳されないまま 明日をうたう [Outro, fading, wet, unknown-language] ララ リエ ルウ ララ リエ ルウ (* a small light survives in the static *) ぽつ ぽつ ぽつ ぽつ

