[Verse 1] 僕は君が好きだった 僕は竜で 君は人間だった 鱗だらけのこの身体でも 隣で笑えればそれでよかった 幼い頃は誰も気にしなかった 空を飛べば君は手を振った だけど大人になるにつれて 世界は少しずつ牙を剥いた 頭が高いと石を投げられ 君は何度も傷つけられた 優しい君は笑っていたけど その涙だけは隠せなかった   [Rap] 竜を崇める者もいた 王座に飾り 神と呼んだ 竜の炎を戦争に使い 国と国とを焼き尽くした ある者は竜を狩り続け 肉を喰らい 骨を売った だけど君は違っていた 名前で呼んでくれたんだ 誇りでもない 力でもない 恐れでもない 欲でもない ただ僕を僕として見てくれた その瞳が救いだった [Chorus] だから君を連れて飛んだんだ 誰も知らない空の彼方へ 竜でも人でもない場所で 二人だけの明日を探そう 風を裂いて 雲を越えて 傷だらけの世界を離れよう 君の笑顔を守れるなら 僕は何度でも翼を広げる [Verse 2] 夜の山脈を越えた頃 君は小さく問いかけた 「後悔してないの?」と震えながら 月明かりの下で見上げていた 後悔なんてあるはずない 君と出会えた奇跡がある 千年生きる竜の命も 君となら短く感じるほど 人の国も遠くなって 争う声も聞こえなくなった 焚き火の前で肩を寄せて 初めて心が安らいだ [Rap] 王も将軍も要らないさ 黄金の山も興味はない 伝説なんて捨ててしまえ 君の隣が宝だから 竜の誇りも持っている だけどそれを振りかざさない 強さの意味を教えてくれた 君という名の光がいた もし世界が敵になっても もし未来が閉ざされても 君の手だけは離さない それが僕の答えだから [Chorus] だから君と歩いて行くんだ 誰も知らない朝の向こうへ 竜でも人でもない夢を 二人だけで描き続けよう 星が落ちても 時が過ぎても この想いだけは消えはしない どんな伝説よりも愛しい 君と生きる今日があるから [Chorus] だから君を連れて飛ぶんだ 世界の果てのその先まで 竜でも人でもないままで 二人だけの物語を紡ごう 風を裂いて 雲を越えて 新しい空へ辿り着こう 君が笑っていてくれるなら 僕は永遠に君を愛するよ