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春の海

V6

[Intro – Warm Fingerpicked Acoustic Guitar, Soft Rhodes, No Drums, Slow And Spacious] [Verse 1 – Low Baritone, Almost Spoken, Intimate] ある春の日 急に海が見たくなり 電車を乗り継いで 海のある町まで来た 駅でもらった地図には 丸を三つつけていた 防波堤のそばに 古いベンチがあって 少しだけと思って 腰を下ろした [Verse 2 – Gentle Bass Enters, Very Sparse Organic Drums] 沖から漁船が ゆっくり戻ってきた 犬を連れた人が 前を通り過ぎた 波が寄せて また戻って 白い雲がひとつ 海の上を動いていた [Verse 3 – Soft Rhodes Opens Slightly, Relaxed And Unhurried] 昼になって 近くの店でパンを買った 紙袋を膝に置いて 海を見ながら食べた 遠くを船が 横切っていった 時計を見ると 二時を過ぎていた [Short Instrumental – Fingerpicked Guitar, Rhodes, Gentle Wave-Like Flow] [Verse 4 – Drums Very Light, Vocal Close And Almost Spoken] 地図をひらいて 丸をひとつ見た ここからなら まだ間に合う そう思って 地図をたたんだ それでも僕は ベンチに座っていた [Verse 5 – Warmer Afternoon Texture, Gentle Melodic Bass] 午後の陽が 少し傾いて 海の色も 少し変わった 朝より近くまで 波が来ていた 砂浜に残った足跡を 波がひとつ消した [Verse 6 – Drums Fade Out, Rhodes Becomes More Spacious] 傾いた陽が 海を照らしていた 波が揺れるたび 水面がきらきら光った 遠くの水平線まで 光って見えた 眩しくなって 目を細めた 朝から見ていた 同じ海だった [Instrumental – Fingerpicked Guitar And Rhodes, Lots Of Space, Let Notes Fade Naturally] [Outro – Guitar And Rhodes Only, Very Soft, Almost Spoken] 夕方の電車に 間に合うように 地図をポケットへ入れ 駅へ向かった 海が見えなくなる 曲がり角で 一度だけ 振り返った ただ海を眺めただけの 一日だった [Ending – Return To Intro Guitar Motif, Quiet Natural Ending]