石畳が白く 照り返す熱 断崖の風が 灰を引きずる 火の輪が走り 地面が焼きつく 蹴りの余熱で 砂が跳ねる 遠い鐘が 震える 息を沈めて 足場をけずる 火種が胸で 鳴り始める 焔の環が 足を掴む 逃げ道を 塞いでしまえ 残るのは 火の縁だけ 崩れ壁の影 裂けたもんよう 金属片が 月光を散らす 反響が遅れ 足音が割れ 熱い風が 袖を裂く 回る炎が 視界を塗り替え 笑ったまま 軌道を変える 無音の縁で 火種が共鳴し、起爆する 焔の環が 足を掴む 逃げ道を 潰してしまえ 残るのは 火の縁だけ 月明かりが 刃に変わり 煙の柱が 空を裂く 影も朽ちて 落ちる 焔の環が 足を灼く 逃げ道を 焼き落としてしまえ 残るのは 火の縁だけ


