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シグナルフィクション

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V5

机の上 光るランプ 受信機 意味もなく 回す指先 周波数 波形は 突然 その瞬間 思わず 息を 飲み込んだ 砂嵐 混じる音 深夜2時 それをキミだと思ってしまうほど 意識は明確に 宙にココロを重ねてみたら 届くノイズはボクのウソ キミはソラのまぼろし シグナルフィクション² 信号をディテクション 途切れ途切れの 短い 自己紹介 遠くで 光年 タイピング 確かな 言葉の 配列が 夢から醒めても 残ってる 見えすぎるオーロラと 外す 軌道の衛星は キミにわざと 傾けた 宙にココロを重ねてみたら 届くノイズはキミのウソ ボクはソラのまぼろし シグナルフィクション₂ 信号をリダクション 消えた突然 キミの音 星図の海を必死に探し あの日 机に置いてきた ノイズだらけの信号は 書き足されない観測日誌 大人になったはず なのに 微弱な電波 また捉えて キミにココロを重ねてみたら 拾ったノイズは恋でした ボクはキミのシグナルに ココロはアブダクション 消えた音 × 張り裂ける声 この想い × 途絶える交信 お願いだ × 掴み損ねるな もう駄目だ降参だ 「この気持ちノンフィクション」 ____________________ 過去と現在の境界で発生したノイズは 波打つ電波の中で、届かない祈りになり 届かなかった想いは空論で処理をされる 観測対象はキミではなくて自分自身 理屈で否定しようとした過去のボクを 現在の自分が肯定してしまう 書き足されない観測日誌は それでもキミのことが好きだと 今日も机の上で、静かに脈を打つ これは 時代を遡り 超え続ける 初恋の物語 連続小節 三部作 完