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夏を置き去りにして

【Verse 1】 最後のバスが消えてゆく 海沿いの古い停留所 君の白いシャツの袖を 潮風だけが揺らしてた 何度も言葉を探したね 分かっていたはずなのに 笑ってみせたその瞳を 僕はまっすぐ見られない 【Pre-Chorus】 遠くで花火がひらいて 一瞬だけ夜を照らす ふたりの夏も同じように きれいすぎて消えてゆく 【Chorus】 夏を置き去りにして 君は明日へ歩いてゆく 呼び止める声さえも 波の音にさらわれた 愛していたと言えたなら 何か変わっていたのかな 答えのない水平線 ひとり見つめている 【Verse 2】 助手席に残ったままの 青いガラスのイヤリング 返す理由も失くしたまま 季節ばかりが過ぎてゆく 駅前通りのレコード店 あの日の歌が流れてた 忘れたふりをしていた胸が 不意に君を探し出す 【Pre-Chorus】 夕立のあとの歩道に オレンジ色の空が映る 届かないと知りながらも 名前を呼びそうになる 【Chorus】 夏を置き去りにして 僕は昨日に立ち止まる 君がくれた優しさを 今になって抱きしめる 幸せでいてほしいのに 誰かのものにはしないで 矛盾ばかり重ねながら 暮れてゆく海を見た 【Bridge】 もしもあの日に戻れても 同じ言葉に迷うだろう 若さを理由に逃げながら 永遠だけを信じてた 君の未来を守るため 別れを選んだつもりで ほんとはただ傷つくことを 怖がっていただけだった 【Guitar Solo】 【Final Chorus・半音上転調】 夏を置き去りにして 君は遠くへ消えてゆく 胸の奥に焼きついた あの微笑みを残して 愛していると言えなくて 何もできずに見送った 帰らないと知っていても 今もここで待っている 夏が終わるたびにまた 君の名前を思い出す 届かないこの想いだけ 波間に揺れている 【Outro】 最後の花火が消えた空 君のいない夏が始まる