
街角の時計 新しい針 去年の涙も 笑い声も 大切なページ めくる度 胸が温む 歩く速さは 人それぞれ この坂道を 登ってゆく ゆっくりでも急でも いいんだ 初雪溶けた 窓辺に蕾 「無理だよ」って 俯いてた あの日の私 今なら言える 大丈夫だよ 百円玉握り ノート買う 最初のページに 書く言葉 それぞれの朝 僕らはみんな 新しい種 一人一人 違う土壌 その芽を育む ことだけを 考えてゆこう 深い雪の下 春を信じ 息をするように 生きてゆく 一歩ずつでいい カレンダーめくる 指先の先 未来はまだ 真っ白で 昨日の私が そっと囁く 「始めていいよ」 小さい夢も 大きい夢も 同じものは 一つもない それでいいんだ 完成じゃなく 歩き出すこと それが最初の 一歩なの 誰かと比べず 自分のリズムで 時を刻んで 泣いた日もあった 笑った日も 全部必要な ページだった そう気づく朝 世界は無数の 光る種だ 一人一人 違う季節 その根を張る ことだけに 集中すればいい 昨日の私に 手を振って 新しい風を 胸に受ける 今日という名の種 そっと抱きしめて 歩き出そう… 新しい風の中で

