睡蓮と惑星

[Intro] さざ波に揺れる声 私はまだ、ここにいる [Verse 1] 水面に浮かぶ睡蓮が あなたの影を映してる ゆっくり沈んでいく夢 音もなく、砕けて消えた [Verse 2] 見上げた空に惑星が ふたりの時間を測ってる 手を伸ばせば届かない それでも、目を逸らせない [Chorus] 眠れない夜に 私の鼓動が ゆらゆらと揺れて 惑星に触れたくて あなたの名前も もう忘れたのに 睡蓮の花がまだ揺れてる [Verse 3] やさしすぎた嘘たちは 波紋のように広がって 心の奥の秘密まで 静かに照らしていった [Bridge] どこか遠い星で 同じ夜が続いてても 私はこの水面（みなも）に 沈む光でいる [Chorus] 言葉も交わせず 離れてゆくだけ 星と花の狭間で 私はただ見てる 鼓動が止まる その前に願う “わたしを知らないでいて” [Outro] 睡蓮が揺れて 惑星は黙って 夜が静かに終わる