[Verse 1] 上映終了のベルが鳴った 誰もいない席を見つめてた エンドロールの白い文字が まだ瞼の裏に残ってる 君が笑った場面だけ 何度も巻き戻してしまう ポケットの中の半券には 昨日までの日付がある [Pre-Chorus] 暗いスクリーンの向こう側 知らない街が動き始める [Chorus] 雨粒シネマ 君のいない夜を映して 濡れた窓に流れる光を 僕はひとりで追いかけた さよならなんて言えないまま エンドロールは終わってしまった それでも出口の向こうには まだ知らない明日がある [Verse 2] ロビーに残ったポップコーン 消えかけたポスターの青 誰かが忘れていった傘が 出口の隅で眠っている あの日観た映画の名前も 今では少し曖昧だけど 隣にいた君の横顔は どうしても忘れられない [Pre-Chorus] 自動ドアが開く音 雨の匂いが夜を連れてくる [Chorus] 雨粒シネマ 街の灯りをぼかして 濡れたアスファルトの上で 昨日までの僕を置いていく もしももう一度会えたなら 何を話せばいいんだろう そんな答えのないことを 考えながら歩いていく [Bridge] 映画みたいな結末なんて きっと誰も知らない 途中で途切れた物語も いつか続きを描けるから [Final Chorus] 雨粒シネマ 君のいない夜を映して 涙なのか雨なのかさえ もう分からなくなったけど さよならを言えなかった僕ら それでもここまで来たんだ スクリーンが暗くなったあと 本当の夜が始まる [Outro] 雨が止んだら この街も少しだけ 映画みたいに 見えるかな


