
十歳の夏 握ったチケット 胸はドキドキ 初めてのジェット 知らない空 知らない街 帰りたいって つぶやいたり 「ナマステ」って 笑う君 ぎこちないけど 笑う私 気づけば夢中で 走る毎日 あの街はもう 特別な景色 あの日 世界が動き出した 世界は 思ってたより広かった 「ナマステ」そのひとことで 心の距離が 近くなった 戻ってきた カトマンズ もう知らない街じゃなく ペダルをこいで 風を切って 細い路地まで 走り抜けて 「おしん!」って 今日も飛ぶ声 手を振り返せば みんな笑え タメルの街が ホームみたい 世界はこんなに あったかい あの日 世界が動き出した 世界は 思ってたより広かった 「ナマステ」そのひとことで 心の距離が 近くなった 十歳だった あの日の私 今じゃ隣には 十歳の君 父がくれた このストーリー 今度は私が つなぐメモリー 山の学校 青い空 踊る笑顔が 今も残る 帰り道 君が笑って 「またネパールに行きたい」 その一言で 時が重なる 旅はこれから また始まる 父がくれた この旅路 今は未来へ 続く道 ナマステが つなぐ心 次の誰かへ また一歩

