
エンドレスライン
V5
手のひらに一枚の切符 行き先は 書かれてない 誰もが生まれた日に貰って 気がつけば旅の途中 改札を抜けたそのときから 戻れない景色が増えてく 振り返れば昨日は色をなくして 列車は動き始めてる 次の駅はどこだろう 時刻表なんて見当たらない 止まることない車輪だけが 僕らの行き先を決めていく 揺れる列車に運ばれて 名前も知らない街を越える いくつもの涙と笑顔を 乗せてまた次の駅へ 線路の先がどこへ続くか そんなこと気にも留めやしない 風に吹かれ 揺れながら まだ見ぬ景色が待つ場所へ 窓の外を流れる景色 一度も同じだったことはない 駅に残された誰かの夢が ホームの隅で小さく揺れてる さっき降りていった人 隣で舟を漕ぐ人 来た道も 行き先も違うけど 今は同じ線路の上 降りるべき場所なんて 誰が決めたわけでもない この旅の終わりがいつ来るか きっと誰も知らないまま 揺れる列車に運ばれて ずいぶん遠くまでやってきた いくつもの涙と笑顔に 次々出会っては見送った 線路の先がどこへ続くか 今は考えないでいよう 風がなくて 真っ暗な日も 列車は止まることはない 昨日までの足跡は 消えて見えなくなっても 僕がここにいた証は 出会った人たちが持ってる この線路に多分終わりはない 乗せては降ろす その繰り返し 誰かの足音 誰かの願い すべてが次の景色になる 遠ざかる昨日に手を振って 今日という駅を焼き付ける 向かう先が見えなくても この列車が進む限り

