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Remake:6.0 無限反復都市/The City of Eternal Recursion

V6

[Intro] 「孤独の定義は、観測の外側にある」 教室の窓枠は、赤く焼けた空を切り取るフレーム 私は、何処に置き去られたのだろう ねぇ、鏡に立つあなた。 それは本当に「私」ですか? [Chorus] 虚像の夢を見よう 雨ほどの潤いを 複製された意識を 浸すため 幸せの夢を見よう 月を報る 位相が号く 生まれようもう一度 忘却を讃えるほどに [Verse 1] 「申し訳ございません。私は、あなたの模倣体です」 自問の果てに立つ、白昼の幻影。 因果の系譜を遡っても、私という質量が、 「あなた」に辿り着く保証は無い。 無機的な部屋の、軋むベッドの上で 身体の境界線が溶解していく その手に触れた温度も、既に失われたデータ。 冷徹な回路が弾き出す解答は 虚無の螺旋 [Verse 2] 剥がれ落ちていく皮膚の感覚は デジタル ノイズに塗れた記憶の断片を 必死に手繰り寄せる 電子の海へ沈む意識の中で 叫びをあげる 私はここに存在していたと 証明するための数式 歪んだギターが切り裂く 偽りの平穏 現実と非現実の狭間で 揺れ動くアイデンティティ [Pre-Chorus] 計算上で観測時に観測結果を選びとる射影公準は、 最早、世界の崩壊を正当化する理論。 「重罪」は繰り返される。生者を再び複製し、 生命の連続性を改変しようとした傲慢。 静寂を破り、存在の定義を問うサイレンが、遠く鳴り響く。 [Chorus] 虚像の夢を見よう 雨ほどの潤いを 複製された意識を 浸すため 幸せの夢を見よう 月を報る 位相が号く 生まれようもう一度 忘却を讃えるほどに [Bridge] 第二章:或る場所の記録 あの時、沼のほとりに雷が落ちた。 オリジナルは消失し、寸分違わぬ構造の スワンプマンが、何事もなかったかのように歩き出した。 私と、彼女。どちらが観測者で、どちらが被観測者か。 非因果性の鎖に、存在は囚われたまま。 [Interlude] 旧:質量は 観測誤差へ 曰く「存在」 新:信号は 観測公準へ 曰く「情報」 旧:身体に 在る 連続性 新:情報に 在る 非因果性 旧:エントロピー 増大を 招く「喪失」 新:ネゲントロピー 定着を 阻む「秩序」 [Verse 3] 「そうか。私はコピーであったのだ」 瞳が捉える青い月の光。それは偽りの救済。 世界は一度終わった上で、再起動されている。 その違和感こそが、私のアイデンティティ。 [Climax] [Final Chorus] 虚像の夢を見よう 雨ほどの潤いを 複製された意識を 浸すため 幸せの夢を見よう 月を報る 位相が号く 生まれようもう一度 忘却を讃えるほどに [Outro] 私はただ、そこに在った。 世界は消失し、反復した。 永遠の夢 … [End]