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宵にほどけて

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V5.5

提灯ゆれる 夜の奥 花びらひとつ 道を外れた 見知らぬ祭り 桜の下 狐の面が こちらを見てる 細い盃 満ちる光 名前のない夜に 溶けていく 夢か現か わからないまま 意味があとから 追いついてくる 飲み干して この夜を 揺れるまま 委ねて 泡沫みたいな世界で ただ 笑えばいい 達磨が笑う 火を灯して 猫が転がる 鈴の音 崩れた辻褄 拾い集め 綺麗なままで いられなくていい はじまりも終わりも 曖昧なまま それでも何か 満ちていく 飲み干して この夜を ほどけてく 境目 未完成のままでいい ただ 笑えばいい