
ねえ まだ逃げるの? そんなに震えて どこにも行けないのに Ahh—— 硝子みたいな祈りを あなた 胸に隠してる 壊れそうに抱き締めて それでも前を向くんだね ……だめ そんな目をしないで 愛してしまうから(こわしてしまうから) 指先でなぞる傷跡 ひとつずつ覚えてる 眠れない夜呼ぶ名前も 泣きそうだったあの声も 全部 全部 全部 わたしのものなのに だから 壊して 壊して 誰にも触れられないように 優しく裂いて この胸へ沈めてしまいたい 行かないで 置いていかないで ねえ 白い檻で包んであげる 痛みさえ消えるくらい あなたが見ている世界を わたしだけで満たしたい その声も その熱も その孤独も 全部わたしに頂戴 聞こえる? 鼓動 まだ速くなるね こっちへきて…… 優しいふりをしてるけど ほんとは誰より残酷ね 壊れてゆくものばかり 守ろうとしてしまうから そんな手じゃ いつか千切れてしまうよ だから わたしが わたしが 守ってあげる 愛してる 愛してる 愛してる でも 壊れてしまわないで ねえ もしも世界が終わるなら 最後に 誰の名前を呼ぶの? 白銀の夜へ堕ちても あなたを離してあげない 傷だらけのその願いを 永遠へ閉じ込めてあげる 苦しいほど 綺麗なままで ずっと ずっと そばにいて 白い闇で包んであげる 形さえ消えるくらい あなたが感じる痛みは わたしだけが癒せるの その声も その熱も その夢も その鼓動も その過ちも その魂さえも 全部 全部 全部 わたしのものなの だから 壊して 壊して 誰も傷付けられないように 優しく裂いて この闇へ沈めてください あいしているから

