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誰かの幸せを照らす夜

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街は白い息であふれて 名前を呼ぶ声が重なっていく ショーウィンドウの向こう側 誰かの幸せが飾られてる ポケットの中で手を握りしめ 言えなかった言葉を温める 笑顔を配る準備はできてる 自分の分だけ 置き去りでも 選ばれなかった夜の隅で 星の数だけ理由を探す それでも灯りを消さないのは 誰かが迷わないように 僕は祝う側 君は祝われる側 すれ違う願い 同じ夜に 鈴の音が 胸を打つたび 静かに拍手を送ってる 届かなくても 触れられなくても この想いは嘘じゃない 光の中に立たなくても 僕はこの夜を 祝ってる ケーキの箱を抱えた人たち 未来の話で笑ってる 僕は少し遅れて歩く 影が一つ 長く伸びる もしも立場が逆だったなら 同じ優しさを持てただろうか そんな問いを胸にしまい リボンを結び直す 選ばれることだけが 愛じゃないと知ってるから そっと祈る 君の時間が 壊れないように 僕は祝う側 君は祝われる側 違う場所で 同じ星を 見上げていると信じたい それだけで 少し救われる 名前を呼ばれなくてもいい この想いは消えない 光の外で立っていても 僕はこの夜を 祝ってる サンタも奇跡も来なくていい この気持ちを失わなければ 誰かの幸せを願えたこと それが僕の プレゼント 祝う側で 立ち止まる夜 胸の奥は 少し寒い それでも鈴は鳴り続ける 世界は回っていく 祝われる側に届かなくても この想いは確かにここにある 光の裏に残された 静かな手で メリークリスマス