
錆びた信号の下を抜ける 吐き捨てた言い訳が靴底に絡む 誰かの名前を痛みに貼って それでも傷口は僕の胸で熱い 「言葉が刃になる」と叫んだ声 その舌先は誰の夜を裂いた 踊るも沈むも選択の形 選んだ重さなら掌で抱け カゲアトの答えを掴むのは自分だ 空の機嫌を数えても前には進めない 踏みしめた跡に責任は宿る 次の一歩を鳴らせ 代わりはいない 進むか留まるか 泥の中心で息をする 鏡を睨んでも映るのは僕だけ 降り続く景色を呪う前に 閉じた唇で昨日を測れ 嘲りから耳を隠しても 放った矢は胸の奥で軋む 「自分だけが正しい」と言うなら その光は何を照らしている 誰かを裁く手を下ろせ その目は何を恐れ 何を欲しがっている カゲアトの答えを掴むのは自分だ 濁った水に触れた指が輪郭を思い出す 恨みの声では扉は開かない 立ち向かう呼吸だけが まだ形を変えていく 背を向けた夜の底で 静けさだけが嘘を剥がした 踏み止まるのか もう一度だけ進むのか 名前のない分岐で 僕が僕を選ぶ 進むか留まるか 最後の決断 風も雨も都合よく消えはしない それでも閉じた喉を開いて叫べ まだ届く場所があると 選んだカゲアト その足音が明日を揺らすかは自分次第だ 荒れた夜も沈む空も 責めるだけでは輪郭さえ見えない 立ち止まる痛みを受け止めた今 本当の前進へ踏み出す時だ 責任は遠い誰かではなく この胸に眠る意思の奥にある 黙った祈りを行動へ変えて ここから始める 僕だけの軌跡

