[1番] 不協和音ってやつが たぶん僕らの専売特許 合わせようって思うほど 音がドとドナンバーサインになる 君のコップからこぼれたアジサイの影 なんでもない仕草にさえ 名前をつけてしまいたいくらい 「ごめん」も「ありがとう」も 言葉にしたとたん 五線譜のすみっこで 喧嘩を始めた [サビ] 例えば僕がラだとして 君がファだったら 近づくほどに不安定 それでもぼくは君に触れてみたい 思わせぶりな指が机を叩くとき 偶然と必然の隙間に、きっと音が生まれてる [2番] ねぇ、不協和音のくせして 意外と居心地悪くないね 言いすぎた後の沈黙も コップのすいめんみたいにゆれる 君の言葉の終わりにだけ いつも音符をひとつ足した 正解も間違いも カラフルな付箋で埋め尽くしたい [サビ] 例えば君がソだとして 僕がレを鳴らせば ギリギリに混ざるハーモニー それごと愛してたい ため息まじりの笑顔も、口笛まじりの涙も 全部、バラバラでひとつの歌になる [Cメロ] 世界中がきっと泣くような 綺麗なメロディは 僕らには似合わないけど それでいいんだって むしろ誇らしいんだって 君と生きてる気がしたんだ [ラストサビ] だからこの不協和音ごと 抱きしめて進んでいこう 見慣れた日々に飽きたら ちょっと変な音を足して 君の「さよなら」も僕の「だいじょうぶ」も 同じ歌に溶ける日を 待ってる [アウトロ] 不協和音のまんまの仕草で 今日も、君は美しい


