[Verse 1] 足音ひとつで 石畳が息を呑む 夜を裂く瞳 刃よりも冷たく 指先は硝子 触れれば世界がひび割れる ひれ伏す街路灯 影は私の王冠 香りは深い霧 夢を麻痺させ 口笛ひとつ 心臓を射抜く 男たちは道具 息より軽い 朝が来る前に 名前さえ消える [Pre-Chorus 1] 退屈を切り刻む それが日常 誰も等価 誰も価値など持たない [Chorus 1] 空は遠く 断頭台だけが煌めく 呼べない衝動が 胸を蝕む 玉座なんて笑い話 首筋にだけ鼓動がある [Verse 2] ある夜 すれ違った瞳 沈まない星 言葉より先に 沈黙が胸を裂いた 彼は踏み込まない ただ真っ直ぐに見る その視線だけが 刃を鈍らせた 息が熱い 理由はどこにもない 心臓は反逆者 知らない鼓動 街はざわめき 私を忘れない それでも一歩 彼の方へ [Pre-Chorus 2] 初めての軋み 胸の奥で鳴る 罪という名さえ まだ持てない [Chorus 2] あなたに出会って 初めて震えた鼓動 玉座は崩れ 断頭台こそふさわしい 呼べない衝動が [Bridge] 安らぎの中で 過去が囁く 余暇火に落とした 無数の夜 名前を持たない謝罪が 血の匂いを帯び 首を差し出す夢だけが 救いになる [Last Chorus] あなたに触れるたび 終わりを知った鼓動 玉座は遠く 断頭台だけが輝く 呼べない衝動が 刃先で笑う その光に わたしは静かにひざまづく [Outro] 月は沈み 石畳はまた黙る 彼の瞳だけが 夜を裂いたまま