私はいつも 遠回りばかりしてきた つまずき 迷い 何度も道を失いながら 「今だけだから」 そう言い訳して あなたのような人を 愛してしまったときでさえ きっと私たちは 少し遅すぎた出会いだった 人の感情は 鎖につながれた奇跡 あまりにも悪い巡り合わせの人生 やり直しなんて もう残されていない 終わりのない日々 続いていく分かれ道 遠回りの中の遠回り すべてがかすれていく それでもこの曲がりくねった道で ようやく気づいた 私はずっと あなたへ向かって歩いていたんだと なのに今 こうしてあなたが目の前に立っている 真実が胸に突き刺さる まさにその瞬間に 穏やかな日々は流れていく どれほど願っても 時間は残酷なまま 涙を落としながら 私は小さくつぶやく 自分に そしてこの運命に 「私たちは…… 出会うのが 遅すぎた」 本当に大切なものに やっと気づいた 終わりのない道で 自分を見失ったあとで もし時間が止まるなら この瞬間を抱きしめていたい けれど優しい日々は 静かに夜を殺していく 時間の流れは 少しも容赦しない だから私は泣きながら言う ずっと恐れていた言葉を 「私たちはきっと 出会う運命だった でも…… 出会うのが遅すぎた」 本当にそう思っているの? あなたは何を待っているの? これからどこへ行くの? もし私が もうそこにいなかったら 本当にそう思っているの? あなたは何を待っているの? これからどこへ行くの? もし私が もうそこにいなかったら 何かを ほんの少しでも確かなものを 必死に掴もうとして 決して得られない答えを 待ち続けている 疑いは無数の星のように燃え 信じては繰り返す 終わらない問い 私はまた 遠回りの道を選ぶ たとえ願いが 何一つ残っていなくても たとえ最後に 何も叶わなくても それでも私は 過去の中を歩き続ける 足取りはゆっくりになり 夜は次第に薄れていく あなたの名前だけが 胸の奥で響いている もう言葉はない ただ時間だけが 流れていく 静かに―― 私は 消えていく


