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きょうのぶんの、あたたかさ 〜Side B〜

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## [Verse 1] 冷たい風が 名前を呼んで 振り向くたびに 夜が深くなる うまく笑えない 今日の私は 街の明かりから 少し遅れてる 言えなかったこと 間違えた文字 鞄の底で 重くなるけど 曇った窓に 小さな灯り 「ここで休んで」と 揺れていた ## [Pre-Chorus] 頑張れなくても 立ち止まっても 凍えた指は 責めなくていい 湯気の向こうで やさしい声が 今日を静かに ほどいてゆく ## [Chorus] きょうのぶんの あたたかさを 両手のなかに そっと灯して 失敗ばかりの一日だって 終わり方まで 寒くなくていい 甘さのあとに 残る苦さも 私の夜に 必要だった 明日を好きには なれなくても 今夜を越える ぬくもりがある ## [Verse 2] 柚子の香りと 蜂蜜の色 胸の奥まで ゆっくり降りて 何も消えない 何も変わらない それでも呼吸が 少し軽くなる 「また失敗するかもしれない」 こぼした声に あなたは笑った 「そういう日にも 帰る場所まで 寒くすることは ないでしょう」 ## [Pre-Chorus] 涙の理由を 湯気のせいだと 見ないふりして くれた人 名前も知らない あの夜の灯り 今も心で 消えずにいる ## [Chorus] きょうのぶんの あたたかさを 両手のなかに そっと灯して 褒められなくても 報われなくても 私が私を 迎えにゆくよ 少し酸っぱい 今日の記憶も 甘くしすぎた 孤独の味も うまく作れない 明日のために 今夜の私を 許してあげよう ## [Bridge] 雪は降る 音もなく 街の傷を 隠すように けれどきっと 隠さなくていい 傷のままでも あたたまれる 誰かの言葉を 待つだけじゃなく 私の声で 私に渡す 「今日も、よく頑張った」 ## [Final Chorus] きょうのぶんの あたたかさを 小さなカップに そっと満たして 世界が私に 冷たい夜も 心のすべてを 渡さなくていい 白い吐息が 消えてゆくたび ここにいること 確かめながら 明日を好きには なれなくても 朝まで歩ける ぬくもりがある きょうのぶんの あたたかさを 明日の私へ 残しておこう 一人ぶんだけ 昇る湯気でも 凍えそうな夜を 越えてゆけるから ## [Outro] 冷たい窓に 朝が滲んで 空になったカップは まだ少し、あたたかい