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一人分の拍手

V6-WILD

[Cold Open | G–D/F#–Em7–Cadd9–D | Clear pre-teen boy vocal | No intro] やめるなら最後に 僕のために歌ってよ 壁一枚の向こうから 僕はずっと 最前列だった [Verse 1 | G–D/F#–Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–Dsus4–D] 伏せたカミに 「不合格」 見えないように 笑う姉ちゃん 使いかけの青いノートと ピックをそっと しまってた ケースのカナグを 二つ閉じて 「向いてな かった」それだけ言った 僕は自分の部屋から 椅子を一脚 運んできた [Pre-Chorus | Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–A7–Dsus4–D] ノートを破って 書いた席フダ 「最前列 一番」 姉ちゃんは少し 困った顔で 泣くのをやめて 僕を見た [Chorus | G–D/F#–Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–D | Cadd9–D–Bm7–Em7–Am7–D–Gsus4–G] 世界中がまだ 振り向かなくても 僕は姉ちゃんの歌を 知っている 一人分の拍手じゃ 足りないなら 明日も僕が 聴きに来る 音を外した 夜も知ってる それでも歌った 朝も知ってる やめるなら最後に なんて 本当は言いたく なかった [Verse 2 | G–D/F#–Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–Dsus4–D] 遅刻しそうな 坂の途中 倒れた自転車を 起こしてた 曲がったものを ほおっておけない だから歌も 曲げられない 雨粒の速さに 立ち止まり 踏切の音を 書き留める 遠回りばかりの 姉ちゃんだから 歌の中には 景色がある [Pre-Chorus 2 | Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–A7–Dsus4–D] 僕はコードの 名前も知らない 上手いかどうかも わからない 友だちとうまく 話せない日は 壁の向こうで 待っていた [Chorus 2 | G–D/F#–Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–D | Cadd9–D–Bm7–Em7–Am7–D–Gsus4–G] 世界中にまだ 届かなくたって 僕の一日には 届いてた 一人分のハクシュは 小さいけれど ゼロじゃないことを 聴いていて まっすぐすぎて 傷つく声を 僕はきれいだと 思ってる 誰かの真似では 歌えない 姉ちゃんの歌を 聴かせてよ [Bridge | Em7–D/F#–G–Cadd9–Am7–Bm7–Cadd9–D | Solo acoustic guitar] ケースのカナグを ひとつ開けて それからもうひとつ 音がした 震える指が 弦に触れて あのサビが 部屋に戻ってきた 最後のコードが 消えるより先に 僕は両手を 叩いてしまった 涙のままで 姉ちゃんは笑う 「拍手、下手すぎ」 [Final Chorus | G–D/F#–Em7–Bm7–Cadd9–G/B–Am7–D | Cadd9–D–Bm7–Em7–Am7–D–Gsus4–G | Full band] 世界中がまだ 振り向かなくても 僕は姉ちゃんの歌を 知っている 一人分のハクシュから 始めよう 明日も僕が ここにいる 不合格だった 今日のことも いつか歌える 日が来るから やめるなら最後に なんて もう二度と言わなくていい 世界中にいつか 届くかなんて 僕には何も わからない それでも確かに 届いた歌が 今ここに ひとつある [Outro | Cadd9–D–Gsus4–G | Instruments stop | One acoustic harmonic] 「じゃあ明日も 練習する」 どっちのことかは 言わなかった 机の上の 不合格の裏に 姉ちゃんは歌詞を 書き始めた ギターケースは 朝まで開いていた