
【Intro】 [Finger Snaps, Light Accordion, Upright Bass] 【Verse 1】 石畳に落ちた夕暮れ ショーウィンドウに映る僕 少し背伸びしたジャケットと 似合わないほど洒落た靴 カフェのテラスの笑い声 グラスに映った別の顔 昨日の僕を脱ぎ捨てて 今夜は少し気取ってみよう 【Pre-Chorus】 風に吹かれて襟を立て 覚えたての言葉をひとつ 似合うかどうかは二の次さ 鏡の向こうにウインクを 【Chorus】 この街のように着飾って 僕は僕を演じている 綺麗な嘘を胸に飾れば ありふれた夜も映画になる 誰かのためじゃないけれど 誰かに見つけてほしいのさ 磨いた靴で踏み出せば 世界は少し華やいでゆく 【Interlude】 [Rhythmic Finger Snaps, Playful Accordion Solo] 【Verse 2】 古い時計が九時を告げる 街角に香るエスプレッソ ガラス越しのマネキンさえ 僕よりずっと堂々としてる 香水ひと吹き 帽子を斜め 気の利いた冗談をひとつ 慣れない仕草も三度目には 生まれつきだと笑ってみせる 【Pre-Chorus 2】 街灯が灯り始めたら 影まで少し背伸びする 素顔を隠すつもりはないさ ただ綺麗に見せたいだけ 【Chorus 2】 この街のように着飾って 僕は今夜も歩いてゆく 胸のほころび隠すように 洒落た言葉を並べながら 誰かのためじゃないけれど 誰かに褒めてほしいのさ そんな矛盾も抱きしめれば 悪くない夜になるだろう 【Bridge】 [Soft Piano, Gentle Finger Snaps] 雨が降れば街は濡れて 飾り窓にも雫が落ちる 綺麗なものも近づけば 小さな傷が見えるもの 僕もきっと同じだろう それでも嫌いにならないさ 不器用な自分を包むため お気に入りの服を選ぶ 【Final Chorus】 この街のように着飾って 僕は僕を好きになりたい 借り物みたいな微笑みさえ いつか本物になるように 誰かのためじゃないけれど 誰かと笑っていたいのさ 少し曲がった蝶ネクタイ 直さず今夜は歩いてゆこう 【Outro】 [Accordion Melody, Finger Snaps Fade Out] 夜風がそっと頬を撫でる ガラスの向こうに映る僕 明日もきっとこの街で 僕は僕を着飾る

