[Intro-Saxophone and Piano] [Verse 1] サックスが哭(な)く 夜のカウンター 琥珀(こはく)のグラスに 揺れる灯(あか)り ひとくち飲めば 滲(にじ)む運命(さだめ) 鏡越(ご)しに 微笑(ほほえ)む影 シルクのドレスが 光を流し 指先に絡(から)む グラスの跡 「キミは何を賭ける?」 囁(ささや)く声 危うい瞳(め)が 焦(こ)がれるように [Chorus] 魅惑の赤い唇 罪深(つみぶか)く誘(いざな)って 夜更(よふ)けの都会で 踊る二人 言葉の罠に溺(おぼ)れてもいい 愛は蜃気楼(しんきろう) それでもいい 交わすキスは 甘い毒 今夜だけの 秘密を交わせば 戻れない場所へと 行こう 月明かりも 見えないほど [Verse 2] ネオンが散らす 都会の涙 氷のグラスに 溶ける時間(とき) 真夜中の嘘も 素敵なゲーム キミのルージュが ルールを変える 金色(こんじき)の時計が 時を告げても 終わらぬ夜を 二人は選ぶ 「もっと深く知りたい…」 指を絡め 香水(パルファム)が 炸裂(はじ)ける音 [Chorus] 魅惑の赤い唇 危険なほど 愛(いと)しくて 未来なんて どうでもいい 甘い罪なら 身を委ねよう 愛は幻影(まぼろし) それでもいい 奪うキスは 熱い罠 今夜だけの 約束を焦がして 戻れない二人の影が 夜明け前に 消えるように [Bridge] サックスがふと途切れる 静寂(しじま)に落ちる 息づかい 真紅(しんく)のルージュが笑う 「ねえ…最後にもう一杯だけ」 [Outro] 魅惑の赤い唇 罪深くも 美しくて 夜のカウンター 夢が燃える 愛は蜃気楼 それでいい 今夜だけの 二人でいい 消える灯(ひ)りが 赤く染まる この都会(まち)に 溶けてゆく 二人の夜は 幻でも 美しいなら それでいい