滲んだ空に  一番星がひとつ 迷いながらも  そこにある理由を 誰に問うでもなく  ただ静かに 夜を待つ横顔を  見つめて いた ​ 答えを探して  擦り切れた靴の底 歩いた距離が  いつか誇りになると 信じきれないまま  震える手で 明日の扉を  また叩こうとしている 強くなりたいと 願うのは 弱さを知っているから 流した涙の数だけ  心の根は深く あなたを 支えてゆく ​ どうか、 その光を消さないで 不器用な歩幅でも 美しく咲くから 向かい風の中で  見つけたその傷は あなたがあなたを 生きた証(あかし) 愛することの  「 心得 」 になる ​ 完璧じゃなくていい  途切れてもいい 何度も、また 繋ぎ直せばいい 立ち止まった景色さえ  未来の地図に 優しい色を  添えて くれるから ​ どうか、 その光を消さないで 不器用な歩幅でも 美しく咲くから 向かい風の中で  見つけたその傷は あなたがあなたを  生きた証 愛することの  「 心得 」 になる ​ 静かな夜明けが今、 あなたの足元を  照らし出す 一歩、また一歩と 心に 従って