
フルーツをテーマにした作品全曲が完成しました。 曲をプレイリストにまとめています。よかったら聴いてみてください! 「Sweet Pieces」というタイトルです。 https://suno.com/playlist/092cdcb7-568d-4fa0-9887-7032683e648c 作品最後の曲は、いちごです。 本作では、いちごのルーツをたどる物語を歌にしました。 私たちが食べている苺。調べていく中で、その誕生の背景には、海を越えた奇跡があったことを知りました。 1714年、フランスの探検家フレジエは、南米チリから大きな実をつける苺の苗を5株ヨーロッパへ持ち帰ったそうです。しかし、持ち帰ったのはすべて雌株(めかぶ)だけだったため、白い花を咲かせても実を結ばなかったそうです。 その後数十年の時が流れ、その実がならない雌株の隣に、北米北米産のバージニアイチゴと隣り合わせて植えられたことで交配が起こり、初の実が誕生したと言われています。遠く離れた地からやってきた二つの苺が交配したことで、今の苺が生まれたことは、海を越えた奇跡だと言えます。 自力で実を結べないからこそ、他者と交わるしかなかった。だから緑のツルを横へ広げていくことで、過酷な環境でも生き延びることができた。それはきっと、私たちと重なるかもしれないと思いました。 この曲は、そんなひとりでは実を結べなかった「苺」が、海を越えて出会い、足りないものを分け合ってひとつの実を結ぶまでの物語です。 The Tale of a Strawberry Lyrics:Mero 遠い海を渡ってきた 大きな白い花の蕾 きれいにそっと揺れてるのに 心はまだ空っぽのまま 「どうして実が結べないの?」 冷たい雨にうつむきながら お日さまさえも滲んで見えて 足元ばかり見つめていたね 雨が降るから根を張れる 空っぽだから響き合う 空いた両手はいつの日か 誰かの手を握るため ある日風が連れてきた 遠くの遠くの小さな声 「僕も独りで寂しいんだ.....」 凸凹ふたりが出会えたよ! 緑の糸を手繰り寄せて 泥んこの手を重ねたよ 足りない温もり分け合って 真っ赤ないちごは微笑みました 風が吹くから巡り会える 足りないから寄り添える 違う二人が溶け合うと 世界で一番甘い果実に 声を持たない僕の詩と 傷を抱えた君の心 欠けたピースを合わせたとき ひとつの優しい物語になる 「一人じゃ実は結べない」と 泣いてた花も、今笑う 足りなかったその場所こそ 僕らが巡り会うためのしるし ララララ 手と手を合わせて ララララ 隣を歩こう ララララ 雨が上がれば ララララ 赤い奇跡に変わるよ 小さないちごの物語 ルルルル ルルルルル

