
雨―― 降り続ける雨 肩を濡らしながら 俺はひとり歩く 傘も持たずに “空から落ちる涙よ この感情を洗い流してくれ…” そう願って 沈んだ目で空を見上げる でも 無意味だってわかってる ⸻ なんで俺は ひとりなんだ お前の痕跡を探しても 見つからない 涙が落ちた頃には 土砂降りの雨も 小雨に変わっていた ⸻ 濡れたまま 歌う お前に書いた歌を 歩き続ける 顔を上げたまま レイライン―― それは魂の道なのか それとも 死へ続く道なのか どっちだっていい 俺は 進み続ける ⸻ 水たまりに映る自分 視界はクリアだ 遠くまで 見渡せる ⸻ 足跡 地面に残る軌跡 それが “生きてる証”だ 青空に架かる虹 弧を描いて お前と俺を繋ぐ 雨は止み 太陽が昇る ⸻ 手を伸ばす 太陽が笑い始めるから 濡れたスニーカーも もう乾いている 背伸びして 新しい空気を吸い込む そしてまた 歩き出す ⸻ 気づいたんだ 自分を救えるのは 自分だけだって 立ち上がるのも 目の前の壁を ぶち壊すのも 全部 自分次第だ ⸻ 太陽の下で歌う お前がいなくなってから 書いた歌を 歩き続ける ――ずっと レイラインは きっと魂の道だ 俺が進むこの道は 死への道なんかじゃない だから 進み続ける ⸻ 失ったものに 囚われていた でも 意味なんてない だから 前に進む ⸻ 空に向かって 歌い続ける

