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白い息揺れて

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V5

[Intro] 霜のホームで 白い息揺れて 始発待ちながら 靴先鳴らして まだ暗い空と オレンジのライト 今日の行き先は 心の手前 [Verse 1] 始発のドアが 静かに開いて 冷たいシートに 肩並べ座る 眠れない夜を かばんに詰めて 窓の向こうでは 町がほどける 誰もいないまま レールが刻んで 揺れるリズムだけ 胸に食い込む 言いかけた声を 喉で飲み込んで 指先だけまだ 少し震えてる [Pre-Chorus] 知らない街は 少しこわくて 知ってる君が 一番近くて 強がる笑いで 弱さを隠して 前だけ見るふり 同じ方角 [Chorus] 朝の車窓 夕方の約束 朝の車窓 夕方の約束 ノイズ交じりの鼓動重ねて 別々の街で同じ時刻を [Verse 2] くしゃっとホイルを ほどいたおにぎり しょっぱい一口 ふたりで分ける 海苔のかけらを つまんで笑って 固い朝空気 少しやわらぐ 片方だけの 小さなイヤホン 夏の残り香 ギターが鳴って 膝と膝とかすかに触れても 気づかないふりで 同じ景色見る [Pre-Chorus] 戻れぬ日々を 全部欲しがって 戻れる場所も ちゃんと守りたくて 違う地図だけ ポケットしまい 同じ駅名を 目だけでなぞる [Chorus] 朝の車窓 夕方の約束 朝の車窓 夕方の約束 フロアみたいなホームのざわめき 離れていても響くクリック [Bridge] ほつれた紐と 擦れたお守り 指の間でまだ 熱を残して 言葉になる前の 約束みたいに 形のないまま 確かに光る 「いつか戻る」を 未来に投げて 「いつか会おう」を 今には言わず 最初の一歩だけ 並んで踏んで 同じスピードで 別々に進む [Chorus] 朝の車窓 夕方の約束 朝の車窓 夕方の約束 ノイズ交じりの鼓動重ねて 別々の街で同じ時刻を [Outro] ホームに降りて 硬い床踏んで 人波抜けたら 景色がブラー 片耳あけて 街の音聴いて アナウンスとビート 胸でまざる 改札抜けて 振り返るホーム 光と影だけ 国境みたいで 手の中の紐を 少し握り直し 「行こう」の声だけ ふたり重なる