**[Intro]** 砂を撫でる 夜風の音 二つの足跡は もうどこにもない --- **[Verse 1]** 焚き火の火は 小さく揺れて 静けさだけが 肩に寄り添う 果てない砂丘 見上げた空に 誰より近く 月が浮かんでる 若い頃なら 明日ばかりを 追いかけることに 夢中だった 今は過ぎ去る 時間(とき)の重さを ひとつひとつ 抱いて歩いてる --- **[Pre-Chorus]** 風は何も 語らないけれど 胸の奥を そっと撫でてく --- **[Chorus]** 砂漠の夜に 月を眺めれば 忘れたはずの 笑顔が滲む 手にしたものも 失くしたものも 同じ月明かりに 照らされてる この道が どこへ続くとも 焦ることなど もうないさ 静かに胸へ 降り積もる光 それだけで 今夜は歩ける --- **[Verse 2]** 遠くラクダの 鈴が鳴り響き 旅人たちは 夢を語り合う 俺は黙って 砂を握って 指の隙間へ 時を落としてた 愛した人も 別れた友も きっとどこかで 空を見てる 言えなかった言葉の続きを 月が代わりに 届けてくれるなら --- **[Bridge]** 何かを守れば 何かを失う それでも人は 歩いてく 涙を隠せる 年齢(とし)になっても 心はあの日の 旅人のまま --- **[Final Chorus]** 砂漠の夜に 月を眺めれば 孤独でさえも 悪くないと知る 誰かをあいし 誰かに傷つき ここまで来た この人生だから 夜明けはきっと まだ遠いけど 月は静かに 背中を照らす 答えなんて 探さなくてもいい 歩いた跡こそ 俺の物語 --- **[Outro]** 風は砂を運び 砂は足跡を消してゆく それでも月だけは 今日も変わらず この旅を見ている **[End]**


