Song Cover Image

83七「二人から」

[Intro] 文字をつくり 海を越え 空を飛んで 星を見上げ 遠くの声を 近くへ運び 人は未来へ 進んできた だけどその道は 未来ではなく はじめの場所へ 向かっていた [Verse 1] 記憶を 身体の外へ出し 時間を縮め 距離を消し 言葉も 音も夢さえも 思考の中から 解き放つ 強くなったと 歓喜して 何度も奇跡を 起こしたけれど 結局一人じゃ 何も出来ない そのことだけは 変わらなかった [Pre-Chorus] 家を建て 火を守り 子どもを育て 明日へ渡す 一人じゃ 何も続かない だから人は 発明したんだ まだ見ぬ誰かと 出会うため [Chorus 1] 人は一人で 何も出来ない だから最初に まず出会う 二人になって 声を重ねて そこから 世界をつくりだす 歌は出会いの メッセージ 心を見つける 秘密のサイン 百万回の 再生よりも ひとりの「わかる」で 始まる世界 [Verse 2] 歌はいつしか 数えられ 値札をつけて 積まれていった 何枚売れた 何回聴かれた 数字が価値を 決めていた だけど楽曲が 無限になれば 所有だけでは 誇れない 怒りも 笑いも 違和感も 今ではすぐに 歌になる 肩書よりも 年収よりも 私が何に 涙を流し どんな世界を 見ている人か 歌がすべてを 映しだす [Pre-Chorus 2] 共感しても 反発しても 泣いても 笑っても その反応が 君をあらわす 歌と歌とが 人を探して 条件じゃなく 感覚結び 新しいのに 懐かしい 目指した世界は ここだった [Chorus 2] 人は一人で 何も出来ない だから何度も 出会うんだ 違っていいんだ 同じじゃ変だ 壊さず 隣にいられればいい お金は価値では なかったよ 知らない二人を 結ぶため 人が見つけた 数字の道具 笑顔に値段は ついてない [Bridge] 話せないから 殴ってきた 理解できずに 排除してきた 交換できずに 奪ってきた 証明できずに 傷つけてきた そして戦争 宿命じゃない 時代遅れの 解決手段 別のやり方 見つけるたびに 破壊は過去へ 変わっていく いつか教科書を 開いた子どもたち 「なぜこんなことを?」 と首をかしげる そんな未来は 見えている [Break] エーアイは 過去を紐解き 人を未来へ 運ぶだけじゃない 忘れてしまった 目的を 思い出させる 存在だった 何のために それをつくるの いったい誰に 届けたいのか 誰と出会って 何を始めたいのか [Last Chorus] 人は一人じゃ 何も出来ない だからはじめに まず出会う 二人になって 手を取り合って そこから 世界をつくりだす 世界平和は 夢じゃない 巨大な宣言でも 祈りでもない ひとりずつ 誰かと出会い ひとつの希望が うみだされ 同じに揃う ことじゃない 嫌いな人まで 愛さなくていい 違うまんまで 壊れずにいる 争わず離れる 自由も持てる 大事な人と 自然に出会い 一人の人が 二人にふえる 奪い合うより つくり合い 争いなんて 消えていく [Grand Finale] 歌は人へと 戻っていって お金も 道具へ戻っていく 言葉は 理解へ戻っていって 社会は 二人を軸にする 人々は未来の果てに 最初の目的 思い出す 人は一人で 何も出来ない だから出会って 二人になって そこから世界をつくります [Outro] 世界平和は 遠い未来に あるんじゃない 忘れられてた目的を 思い出すすんだ 今この瞬間 そして、もう そう、始まっている