カーテンの隙間から 街の灯りが滲んでる 今日も何もできなかったって 小さくため息をついた 返せなかった言葉とか 途中でやめた約束とか できなかったことばかり 数えるのは得意になった でも朝はちゃんと起きた 眠い目をこすりながら 誰にも褒められなくても 今日をここまで連れてきた 今日を閉じる前に ひとつだけ覚えていて 何もできなかった日なんて きっとひとつもないんだよ 笑えなくても 走れなくても 立ち止まったっていい 今日を生きた それだけで 君は明日へ ちゃんと続いてる 窓の向こうを走る車 遠くで誰かが笑ってる みんな前へ進んでるようで 少しだけ焦ってしまう 誰かの今日と比べたら 僕の一日は小さくて 何者にもなれないまま 時間だけ過ぎてゆくけど 見えないところで僕らは 何度も何度も踏ん張ってる 言葉にならない痛みまで 抱えて歩いている だから今日を閉じる前に 自分を責めるその前に ここまで来たその足に 「ありがとう」って言ってみよう 強くなくても 上手くなくても 答えがなくたっていい 今日を生きた そのことを 誰にも 奪わせないで もしも明日が怖いなら 明日のことは明日でいい 今夜くらいは 荷物を下ろして 少しだけ 眠ろう 朝になったら また考えればいい 新しい一歩じゃなくていい 昨日の続きでもいいから 今日を閉じる前に 最後にひとつ伝えたい 君が思っているよりも 君はちゃんと歩いてる 泣いた夜も 迷った道も 遠回りした時間も いつの日にか 振り返ったら ここへ続く 道になる 今日を閉じる前に 窓の灯りを消す前に 今日の僕へ おやすみを言おう できなかったことじゃなく ここまで来たことを抱いて 明日は明日の風の中 また一歩だけ歩けばいい おやすみ 今日もちゃんと 生きたね


